最近、テレビCMで『セラミック補綴による矯正』という言葉をよく耳にします。
極めて短期間でできる、中には数日で治療が完了するとうたっているものが多いようです。実はこれは一般的な歯科矯正とは異なり、大きく虫歯になってしまった歯に行われるものです。歯を削って綺麗に並ぶように作られたセラミック製のクラウン(歯のかぶせもの)をかぶせてしまう専門的には補綴(ほてつ)といわれる治療です。
治療前の歯の歯並びが悪い状態
治療箇所の歯を部分的に削り、
クラウンをかぶせます
整った状態のセラミッククラウンを
接着する