ゴムかけをさぼるとどうなる?
みなさん、こんにちは。歯科衛生士の奥野です。
矯正治療を始めると、ご自身でかけていただく「ゴムかけ」が矯正治療の一環として使用していく事があります。
「ゴムかけ」とは・・・小さな輪ゴムを歯にかけて歯並びや咬み合わせを調整する方法です。
このゴムかけはご自身で、食事と歯磨きの時間は外して頂いて終わればまたかけていただく為、ゴムかけが面倒に感じる事があるかもしれません。
ゴムかけをサボってしまうとどのような事が起こるのかまとめてみました。
ゴムかけの効果や必要性については2022.06・21のブログをご覧下さい。
ゴムかけが矯正治療に与える効果
・咬み合わせの調整
・歯並びの改善
・総合的な治療効果の向上
ゴムかけをすることによって治療の進行がスムーズのなり、予定通りの期間で治療を完了する事が出来ます
ゴムかけをサボるとどうなるか
上記の効果が得られなくなります。
・咬み合わせの調整
怠ることで咬み合わせをしっかり作る事が出来ず、日常生活での不便を感じる事があります。例えば、食事がしにくくなったり発音に問題が出たりすることがあります。
顎関節への影響
咬み合わせが悪いと顎関節に違和感を感じたり、中には痛みが生じたりという可能性もあります。
・歯並びの改善
怠ることで歯の移動が不十分だったり、最終的な成果が不確実だったりとリスクがあります。
・総合的な治療効果の向上
怠ることで歯が予定通りに動かず、治療期間が延びる可能性があります。
サボらないようにするためには・・・
・必要性を理解する
何のためにゴムかけをしているのか理解していないと必要性を感じずにサボりがちになってしまいます
・色々な所に置いておく
1つの袋だけだと手元にない時に取りに行くのが面倒になり、かけなかったり後回しになったりしてしまいます。何個かに分けて置いていただいたり持ち歩いていただいたりすると面倒に感じるのが軽減されるかもしれません。そうして、それを続けるとゴムをかけることが習慣化され、かけていない方が違和感になるかもしれません!!
最後に
矯正器具が口の中にあるだけでも違和感なのに、さらにゴムかけをする事で不快に感じるかもしれません。
しかし、ゴムかけをすれば綺麗な歯並び・咬み合わせを作ることが出来る!早く矯正器具が外せるようになるかもしれない!とプラスに考えて、だんだん綺麗になっていく歯並びを楽しんでみて下さい。