初診時年齢28歳の女性。口元の突出を伴う上下顎前突のケース。
上下の前歯が前方に突出していることを気にしておられました。審美的な矯正装置を希望されたため、上下顎ともに舌側マルチブラケット装置を使用して動的治療を行いました。上顎左右側第一小臼歯(4番目)、下顎左右側第二小臼歯(5番目)を抜歯して頂き、前歯を後退することで口元の形態も整えることが出来ました。
動的治療期間は3年1ヶ月間
長年治療しようか悩んでいたけれど、矯正専門クリニックが県内にあることを知ったのと、コロナのマスク生活が続き、治療が目立たないので受けることを決めました。
自分でいろいろ調べて、マウスピースと裏側矯正、抜歯するか迷っていたけれど悩みや生活スタイルに合った治療方法を提案いただき、裏側、抜歯あり、アンカースクリューありで治すことにしました。
相談から装置をはずしてリテーナーになるまで2年以上かかり、治療中は痛いことも不便なこともたくさんありました。
現在はりテーナーになってほとんど1日中装着しているので、引き続き少し不更にも感じています。
けれど、それ以ににコンプレックスであった歯並びが治ったことは本当にうれしく、治療してよかったと思います。
今後もあともどりしないよう気をつけて治療を受けていきたいと思います。