治療開始時14歳の女子。犬歯が唇側転位となっていた。
また、下顎左側側切歯が先天欠損となっていた。上顎左右、下顎右側の小臼歯を抜歯していただき動的治療を行った。写真を撮る際にも歯を気にして笑うことができないとのことであった。治療の痛みはそれなりにあったようだが、矯正治療をして絶対に後悔することはないと感想を話してくださった。動的治療期間1年10か月間 (調整来院20回)
治療を受けようとおもった理由は(ご本人様)
私は小学校の高学年の頃から、自分の八重歯が気になりだしました。
本当に自分の歯並びが醜すぎて、写真を撮る時は口を開けて笑えませんでした。
そして、お母さんに相談して、矯正することになりました。
治療中大変だったことは(ご本人様)
矯正の器具を始めてつけた時は、少ししめつけられるだけだなと思っただけでしたが、その夜からしばらくは痛くてご飯が食べられないほどでした。
1週間たったら歯の痛みがやわらいできました。そう思ったらまた次、歯をしめつけられて痛くて、やわらいでの繰り返しでした。
治療を受けて良かったことは(ご本人様)
毎日歯は見るものなので、段々キレイになっているとも分からずに、一生懸命言われたとおりに歯を磨くばかりでした。
そして、矯正器具がはずれて先生に前の歯の写真を見せてもらった時に、初めて本当に八重歯がなくなったんだなと感じました。すべての歯がキレイに並んでいて、矯正する前に想像していたものより比べものにならないくらいキレイでした。
今では鏡で自分の歯を見るのが苦痛ではないし、今の歯がまた元に戻らないように、リテーナーを付けるのも、少し滑舌が悪くなっても、苦痛ではないです。
これから治療を受ける方へのアドバイス(ご本人様)
今は本当に矯正をして良かったなと思います。
矯正装置を付けている時はつらい事もありますが、今となっては、あの痛みも全く苦じゃないなと思いました。
もし矯正をしていなかったら、ずっと歯並びを気にしないといけないし、大人になって仕事をする時も自然に笑えないと思います。
歯はこれからも人に見せないといけないし、第一印象にもつながると思うので、矯正するか悩んでいる人や、これから矯正する人は、少しつらい思いをすることもありますが、絶対にやって後悔することはないと思うので、頑張って下さい。