動的治療開始時25歳の女性。上顎歯列が小さく左右側側切歯が口蓋側転位であった。
上顎歯列の拡大処置を併用しながら抜歯を行わず舌側マルチブラケット装置を使用して動的治療を行った。治療前には笑うことが苦手だとおっしゃっていたが、歯を出して笑うことに抵抗がなくなったとおっしゃっていた。また、治療にあたっては様々な工夫を施すが、痛みや話しにくさも想像していたほどではなかったとのことであった。
動的治療期間1年9か月
私は昔から歯並びが悪かったので、歯を出して笑うことがすごく苦手でした。昔の写真は笑っていない写真ばかりです。社会人になって、お客様と接する仕事に就き、笑顔の大切さがわかり、歯の矯正をしようと決意しました。
治療前には、すごく痛くてご飯も食べられないとか、おまけに私は器具が見えないように歯の裏側から治療したので、慣れるまで喋りにくいと言われていたのでとても不安でした。確かに治療したときは少し痛かったし、始めは滑舌がすごく悪くなりましたが慣れれば全然大丈夫でした。 治療前には、2年もかかると聞いていたのですごく長く感じていましたが、器具を外した今は、もう2年経ったのかとすごく早く感じます。どんどんキレイに並んでいく歯を見るのが楽しみでした。キレイな歯並びになった今、歯を出して笑えるようになり、よく笑顔が良いと褒められるようになりました。 大変なこともありましたが、本当に治療をして良かったと思います。もっと早くしておけば良かったとも思います。治療を受けようか迷っている方は、絶対にした方が良いと思います。これからもキレイな歯並びを保ち続けて笑顔でいたいと思います。