初診時年齢22歳の女性 上顎前歯部の叢生を主訴として来院された。
上顎側切歯が口蓋側に転位し、下顎右側中切歯、側切歯が唇舌的に重なった状態であった。空隙の不足量、患者さんの希望や、使用を希望する装置が上下顎舌側(歯の裏側)装置であったことも踏まえ上下顎側切歯を抜歯していただき動的治療を行った。患者さんは歌を歌うことを職業とされていたが、装置には早期に慣れていただき特別問題になることはなかった。調整来院21回であった。
動的治療期間2年1カ月間
私は歯並びが気になっていて写真を撮る時も口を閉じて笑うことがほとんどでした。
大人になって矯正するようになって、初めは中々慣れなくて思うように話せなかったり、痛かったりしたのですが、少しずつキレイに並んでいく歯を見たら嬉しくなったし、頑張ろうと思う事ができました。
今はリテーナー装着中でまだ完了まで時間がかかるけど全て外せるようになることがとても楽しみです。
これから矯正をする方にも苦労した時間の後には何も歯並びを気にすることなく笑える日が待っているのでぜひ頑張って欲しいです。応援しています。