初診時年齢16歳の高校生。下顎右側第一小臼歯が埋伏していることを主訴として来院された。
以前に同部位に存在したのう胞を摘出しておられたが、その影響で第一小臼歯が埋伏してしまったものと考えられた。埋伏している第一小臼歯に牽引処置を試みたところ7か月である程度まで引き出すことができた。続いてマルチブラケット装置を使用しかみ合っていなかった第一小臼歯周辺をしっかりとかみ合わせた。永久歯の抜歯は行っていない。
動的治療期間2年2か月間
治療を受けたことによって、前後に不揃いだった歯並びが綺麗に揃いました。歯並びについてのネガティブな考え方がなくなりました。自分は特殊なケースから矯正治療を始めましたが。しっかり歯が出てきてキレイに生え揃いました。
下顎のう胞の手術後、右下顎に埋伏した歯を上げるために矯正治療を始めました。
矯正治療で1番痛みを感じるのは矯正装置を装着い始めてからの1~2日目です。ご飯・パンなどの固形物が食べにくかった思い出があります。3日目以降からは普段の生活を送ることが出来ました。
治療を受ける前と後では笑うことに対する考え方が変わりました。以前までは歯を見せて笑うことが苦手でした。しかし、今まで不揃いだった歯並びが揃ってからは自然と歯を見せながら笑えるようになりました。
治療中は痛みがあると思いますが、結果は出ると思うので、頑張って下さい。