初診時11歳女性。上顎左側側切歯の口蓋側転位(内側に生えた)を伴う叢生のケース。
上顎歯列の拡大を9ヶ月間行った後、非抜歯にて上下顎唇側(表側)マルチブラケット装置を使用しました。各歯の捻転(ねじれ)や正中離開も改善し、良好な結果を得られました。
動的治療期間は1年3ヶ月間
治療を受けての感想
私は、小学五年生の頃から矯正を始めました。私が矯正をしようと思った理由は、上の歯が一本内側に生えていたのと、下の歯の並びがガタガタで歯みがきがしにくいなと感じていたからです。
最初は、内側に生えている歯があるので、抜かないといけないかと思っていました。でも、マルチブラケット装置をつけるとみるみるうちに歯が動き、抜かなくてもキレイになりました。矯正はしたいけど、歯は抜きたくないなと夢のように思っていたことが実現されて、本当に嬉しかったです。
矯正をすると、歯並びが抜かずにキレイになったことだけではなく、丁寧に歯を磨く習慣がつきました。特に、マルチブラケットという装置は、歯の表面にプラスチックと針金がくっついて歯みがきが大変でした。でも、通院の時に正しいブラッシングの方法を教えて頂いて、丁寧に歯を磨くようになりました。
中学一年生になった今は、とてもキレイな歯並びになりました。マルチブラケット装置を外した時に、「2年間でこんなにキレイになるんだ!!」と驚きましたほりい矯正歯科クリニックの先生方、キレイな歯並びにして頂き、ありがとうございました。これからもキレイな歯並びを大切にしていきます。