初診時18歳女性。顎変形症のケース。
顎離断術を併用した外科的矯正治療を行ないました。上顎左右側第一小臼歯の抜歯を行なって頂き術前矯正を進めた後、顎離断術で下顎骨の後退を行ないました。離断した骨が癒合するまでの間、術後矯正を行い細部の調整を進めました。
治療期間は術前矯正から術後矯正まで合わせて2年9ヶ月間
(保険診療)
治療を受けようとおもった理由は(本人)
治療を受けようと思ったきっかけは、成長していくにつれて自分の口元が気になりだしたからです。 小さい頃から歯並びが悪く、受け口だったので外科手術もしないときれいにならないと言われていたので、なかなか始められませんでした。ですが、このままずっと口元を気にしていくのは嫌だなと思い矯正治療をやろうと思いました。
治療を受けて良かったことは(保護者)
矯正装置がついている時は、やっぱり痛い時もあったけど少しずつ歯並びがきれいになっていくのを感じ、装置が外れる日がとても楽しみになり、頑張れました。治療を受ける前までは笑う時やなにか話すときなど、手で口元を隠したりしていましたが、今では口元を隠さずに自信をもって笑うことができるようになり性格も明るくなった気がします。食事の時もしっかりと噛めるようになったりと嬉しい事が治療をしてたくさんあります。ずっと一歩が踏み出せず治療を始めるまでに時間がかかってしまい、もっと早くに矯正治療をしとけばよかったなと思いました。これから治療を受けようか悩んでいる方がいたら、矯正治療をした方がいいと思います。先生をはじめ、歯科衛生士の皆さんは優しくしっかりと一つ一つの事を説明して下さったので、不安になる事もなく治療を進めていくことができました。今はリテーナーになり、少し話しずらい時もあるけど矯正治療がすべて終わるのを楽しみに頑張ろうと思います。