初診時年齢15歳の女子、犬歯が八重歯になっていることを主訴に来院された。
配列余地が不足している叢生と診断し、上下顎小臼歯を抜歯していただき上顎舌側、下顎唇側マルチブラケット装置を使用して動的治療を行った。動的治療期間2年6か月間であった。調整来院回数は20回であった。
昔から咬みあわせが悪いと診断されていて中学校までは痛いのが嫌で矯正をしたくなかったのですが高校に入った辺りから友達がしているのを知って始めようと思いました。通うにつれてだんだんと良くなっていくのを感じて始めて良かったと思いました。今はまだリテーナーをしているので少し気になりますがこれからは口に手を当てることが無くなるのかなと思います。それでも治療を受けて損はないと思うので、興味があったら始めてみてもいいと思います。