治療開始時16歳の女子。上下顎前歯の叢生を主訴として来院された。
口元の形態を十分考慮し、骨格的に下顎が後退したていたことから叢生を伴う上顎前突と診断した。上下顎マルチブラケット装置を使用し、上下顎小臼歯を抜歯していただき動的治療を行った。同時に同級生のご友人も治療を開始され、2人で治療を楽しんだとのことであった。装置を外し保定へ移行する日もご友人と同日とすることができた。動的治療期間2年1か月
私は小学校4年生の時の歯科検診で歯並びが悪いと言われました。
その後も毎年同じ検診を受けましたが、銀色の装置をつけるのが嫌で治療をためらっていました。
高校生になり、同じように歯並びが悪くて悩んでいる友達がいました。二人でなら長い治療も頑張れると思ったので、治療を受けることにしました。
治療を受けて良かったことは人の前で自信をもって笑顔になれることです。小学生の時に友達に歯並びが悪いと言われたことがあり、あまり歯を見せて笑うことが好きではありませんでしたが、今は自分の歯を見せて笑いたいと思うぐらいです。
私は、歯並びを良くするために4本の歯を抜きました。とても怖くて痛かったですが、友達も同じ時期に4本の歯を抜いていたのでお互い励ましあいながら、頑張ることができました。
嫌だった銀色の装置も私が思っていたほど目立たなかったので、良かったです。初めて装置をつけた時は痛かったです。ですが、友達と二人で感想を言い合いながら治療を受けることができたので本当に良かったです。
今はリテーナー装着中ですが、いつもきれいな歯並びを見て、治療を受けて良かったと思っています。
治療をしていただいた先生方、本当にありがとうございました。