初診時年齢45歳女性。顎変形症のケース。
10代の頃より反対咬合について周囲の人から心無い言葉を受けていたとのことであった。上下顎骨の位置や前歯の歯軸角度を考慮して、顎離断術を併用して外科的に矯正治療を行った。30年以上に渡ってコンプレックスであった受け口を解消するお手伝いができたことは私共にとっても大変嬉しいことである。
治療期間は術前、術後を合わせ2年0ヶ月間
(保険診療)
治療を受けての感想
最近、笑う事が、笑っている自分が好きです。骨格性反対咬合で手術しかないと言われてきて、いくつかの矯正歯科を訪れるも...踏み出すことが出来ないまま、あきらめの思いでした。
治療を受けようとおもった理由は(ご本人様)
受け口という容姿に影響することで、悲しい言動もたくさん受けてきました。コンプレックスで心にも影響しました。45歳になって、自分とちゃんと向き合おうと決めました。写真でもわかるほど、あごもずれてきていたので・・地元の歯科で虫歯を治療後相談したら「ほりい先生しかおられません」と紹介状を書いて下さいました。予約の電話からスタッフの方のあたたかさが伝わってくるようでした。
治療中大変だったことは(ご本人様)
外科手術を伴う矯正がスタートしたのが46歳の時。年齢的にも後がないと思い、頑張りました。表側に銀のブラケット、すごく目立つけど、私の中では矯正をしてない歯の自分よりずっと自分が好きでした。
これから治療を受ける方へのアドバイス(ご本人様)
今は、保定の段階です。しんどい事や伴うメインテナンスが色々ある事は確かです。でも、私は今、前歯が前にある事が・・・とっても嬉しいです^-^私にとっては、この時期が自分のタイミングだったと思っていますが、迷っておられるなら1日でもはやく歩き始めて欲しいと思います。今が一番若い時だから。ほりい先生、しまもと先生、衛生士の方々、スタッフの方々、口腔外科の先生方、スタッフの方々、地元の先生・・・たくさんの方々、良い出会いでしっかりした噛み合わせ・笑顔を頂きました。感謝ですありがとうございます。これからもよろしくおねがいします^-^