初診時年齢47歳の女性 反対咬合を主訴として来院された。骨格性の反対咬合と診断したが、顎離断術を併用するほどではないと判断し矯正治療単独で治療を行うこととした。
上下顎智歯がすでに抜歯されていたことから、患者の希望をふまえ、下あごの各歯を後方へ移動するようにカスタムメイドマウスピース型矯正装置を設計して動的治療を行った。カスタムメイドマウスピース型矯正装置は装着時間が適正かが治療の成否を分けるが、装着状況も良好で動的治療期間12か月で保定へ移行した。 前歯部反対咬合が改善し、治療前に顕著だった下唇の突出も緩和した。
10年前に一度来院しましたが、矯正期間が思っていたより長期に渡る事や、費用のこと等で諦めていましたが、今回10年越しに絶対に治療をすることを決意して再来院しました。
・治療を受けた理由
前歯がデコボコで、磨き残しが出来て着色が黒く見えて気にしながら笑うのが嫌だった。
・受けて良かったこと
思いっきり気にせず笑えること
歯磨きを丁寧にするようになった事
・治療中は痛くてつらい時も多々ありましたが、日々少しずつ動いてキレイに揃っていくのが目に見えて分かり、痛いけど頑張ろうと思えました。
決意するまでかなり年月がかかってしまいましたが、諦めないで治療を受けて本当に良かったです。
堀井先生、スタッフの方々、ありがとうございました。
今は保定期間中ですが、今後もよろしくお願いします。