初診時年齢10歳の女子 犬歯が並ぶ余地がないことを主訴として来院された。
初診時には左右側切歯と第一小臼歯間にそれぞれ1~2㎜程度のすき間しかなく犬歯が生える余地が著しく不足していた。セファログラムの分析から、不足する10㎜以上の配列余地を作ると口元の突出が起こることが想定されたため、小臼歯を抜歯して治療を行うことを前提に1年5か月間経過観察を行い、犬歯が萌出したのち、計画通り小臼歯抜歯を行っていただきマルチブラケット装置を使用して動的治療を行った。
動的治療期間1年7か月間
治療を受けさせようと思った理由は、母親の私自身が矯正をしていたからというのが大きいと思います。口腔のケアをしていくことは、年齢を取っても大切なことですし、かみ合わせの良い綺麗な歯並びを子どもに渡せることは、一生涯の親からのプレゼントではないかと思います。
もちろん、見た目もとても良いと思います。子どものうちに矯正できスムーズでよかったです。
正直、治療費はかかります。パートの私が正職になるきっかけにもなりました(笑)でも、その価値はあったと思っています。
何より良かったのは、本人の歯への興味が持てたことだと思います。親が何も言わなくても歯磨きをするようになり、教えてもらった通りに丁寧にしている様子です。又、治療前の歯を写真で見せてもらったことも、本人にも分かり易く良かったように思います。
通院するようになり、3~4年経ちましたが途中から子ども一人で通院させるようになり、スタッフの皆さんにはご迷惑お掛けしました。その都度、丁寧に対応して下さり感謝しております。ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。