初診時年齢20歳の大学生 前歯がかみわず物が咬み切れないことを主訴として来院された。
診査、分析の結果、嚥下時の舌突出癖が影響し前歯部開咬になっていると診断した。上下顎智歯(親知らず)のみを抜歯していただき、上下顎マルチブラケット装置を使用して動的治療を行った。 矯正用ゴムの使用や、筋機能療法の実行に若干の難があり、動的治療期間2年6か月間を要した。
矯正装置は見た感じが嫌で、ずっと逃げ続けていました。
アルバイトをしている中で、お客様に「ゴムがドラキュラみたいだよ」と言われたこともあって、ゴムをつけることをさぼることも、とても多かったです。でも、先生やスタッフの方々はいつも「頑張れ!」と声をかけて下さって、時には叱って下さって、自分の中でもすごく励みになりました。
ゴムをかけるようになると、自分の歯があるべき場所の戻る感じがして、食べ物を噛みやすくなっていることにも気付きました。
また、その状態を先生もスタッフの方々も一緒に喜んでくれて、ほめてくれることがすごく嬉しかったです。
時間はたくさんかかりましたが、とてもキレイな歯になることができました!!
矯正装置を嫌だ嫌だと思ってばかりでしたが乗り越えると、ステキな歯が待っています。
私もこれからリテーナーをつけて、まだまだ頑張っていこうと思っていますので、一緒に頑張りましょう!!