初診時年齢9歳の女性。口元の突出を伴う上顎前突のケース。
下顎の叢生に加えて上顎の前歯が著しく前方に突出しており、口元が突出し、口唇の閉鎖が困難な状態でした。永久歯が生え揃うまで経過観察を行った後に、上顎左右側第一小臼歯(4番目)、下顎左右側第二小臼歯(5番目)を抜歯してマルチブラケット装置による動的治療を行いました。上あごの前歯を大きく後退することで、口元の形態も含めて整えることが出来ました。
動的治療期間は3年1ヶ月間
治療を受けようと思った理由は、自分に自信がなかったのとよく周りにからかわれて、鏡で自分を見るたびに恥ずかしくなって、歯並びを直そうと思いました
治療を受けてよかったことは、自分に自信が
もてたところと、人前でも何も気にすることなく笑顔で笑えるようになったところです。
治療を受ける前と後で変わったことは、自分に自信がついて、色々なことに挑戦していこうと思ったことと、周りのみんなです。前は、私の顔を見るなり、からかっていた人も、嫌な顔することなく、今では、誰にもからかわれることなく毎日楽しいです。
これから治療を受ける方へ
矯正を始めた最初のころは、私は中学生のときだったので、周りの目が嫌だったり、恥ずかしかったけれど、そういうときは、治療が終わった自分を想像して「綺麗になるんだ!!」と堂々としていれば大丈夫です。
周りの目なんか気にしていたら、つかれるし、どちらかというと、私は治療するために、歯き4本抜いたので、その歯があった
場所に食事中、物がつまってそこには苦労しました。
とくに沢庵漬けは危険です!一度矯正器具が取れてしまいました。沢庵はおいしかったです。奥歯で噛んで飲み込むのをおすすめします。